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2011年06月28日
省察(せいさつ)
みなさん、こんにちは~
更新が遅れがちですみませ~ん。
今日は、快晴ですね~
夏が来ますね。
みんなが、共通の意識を持って、
私たちの生活環境や、これまでの歴史、
いろいろなものを見直すことが、
より一層求められている氣がします。
それを、もっと、もっと、深く、自分自身を見つめなおすことを、
【省察】 (せいさつ)
と言います。
日本には、
昔から、とても偉い方が居ました。
ここで言う、偉い というのは、身分とか、肩書きではなく、
【徳】の高い方々のことを言いますよね。
その偉い人の一人に、
【佐藤一斎】という方がいて、
その方の言葉に、
人須(すべか)らく
自ら省察(せいさつ)すべし。
天 何が故に我が身を出生する、
我をして果たして何の用に供せしむる。
我 既に天物なれば、必ず天役有り。
天役供せざれば、天咎必ず至る。
省察して此に到れば、則ち我が身の苟(いやし)くも
生くべからざるを知る。
という言葉があります。
僕は、この言葉が、何を伝えようとしているのかを、
いつも考えていました。
そして、
私たち、一人ひとりには、天に与えられた役割が必ずあると考えるようになりました。
野菜にも、昆虫にも、どんな生き物にも、ありとあらゆる万物に、
与えられた役割があります。
しかし、野菜や、昆虫、人間以外の動物は、
それを意識せずとも、
本能で、それらを形成し、お互いに成り立っていくところに、
自然の偉大さがあるのに対して、
人は、それらを、意識し、節度を持って関わっていかなくては成りません。
だからこそ、人間は、
いつも、自らを省察(せいさつ)することが大切で、
自分自身が与えられた役割とはなんだろうか?
と言う答えを見出していくところに、
私たちの豊かな目的があるように思います。
いつも、自分自身を省察し、
人間と言う役割、
自分と言う役割、
様々な役割を全うできる自分になりたいと思います。
今日も、いろんな人と出逢い、勉強します!!