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2009年10月27日

自然と。人間と。

自然と。人間と。


先日、日南海岸をドライブしたときの写真であります↑↑

宮崎は、大変、豊かな気候で、我々は、本当に幸せモノです。

その、宮崎県でも、10年もさかのぼれば、環境は随分と変わっていると聞きます。

サーファーの友人も地形が変わったこと、人工リーフの話をしたり、

山師の従兄弟は、ウナギや鮎が減ったという話をしたり…

本当に心が痛む話でありますね。

私自身も、魚釣りが趣味でして、子供の頃から磯遊びをしながら釣りを楽しんだものです。

魚が減り、貝が減り、水温が上がったり、うねりが変わったり、潮の速さが変わったり…

環境の変化を肌で感じます。

これは、自然界に起こる変化なのでしょうか?

それとも、人間による環境破壊が原因なのでしょうか?

私といたしましては、どちらも否めないというのが考えであります。

であります以上は、

人間も自然なくして生きられない性質上、

自然環境を、努めて自然的に保護することに努めなければ成らないことが

答えであります。

保護、保全をする上で、大切なのは、人工物を上塗りした環境保全事業ではなく、

自然が、自然であるように、有るがままのカタチを尊重し、人間社会との共存を図る

環境保全事業でなければ意味を成さないことが考えられます。


洪水や、自然災害というものは、確かに、人間生活にとっては逃れたい一大事であります。

それを逃れることだけを重視しすぎると、不自然なコンクリートのダムや、堰堤は、

自然環境の循環を妨げ、結果的に、

食という観点から、人間という自然物に被害をもたらしてしまうのではないかと考えられるのです。


洪水や、大水、山から流れてくる養分を含んだ大切な水は、

様々な土地に栄養を運び、様々な命に恩恵をもたらします。

やがて大海原へ行き着き、海の生物に十分な栄養を運ぶのであります。


海の生物も、川の生物も、何年に一度の洪水なくして、豊かに生きられないのだと考えます。


人間の社会だけを見て、雨のことを天気が悪いといったり、洪水や大水から逃れるために

コンクリートで固めた川を作ったり…


人というのは、自分勝手なところがあるようです。


よく、この世界を理解して、正しい判断のもと、多くの命と共存共鳴していきたいですね。


この、宮崎という故郷が、大好きです。




http://blog.livedoor.jp/sweetbeach1/archives/51286217.html


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