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2011年07月28日

温故知新

温故知新


最近、私が思うことがあります。

それは、私たちの生活と言うものは、

いつも、世の中に影響されているということです。


先日、母親が子供だった頃の話を聞いていて、

この国が、今とは、ずいぶんと違った環境だったことを思い返しました。


高度経済成長…

世の中には、あらゆる物が溢れるようになり、

多くの人が忙しくなっていきました。


情報や、政治が、あたかも、それが正当であるように、

世の中の仕組みを創り上げていきました。


個人の意見ではなく、多数の意見が尊重され、

議会はいつも、多数決議を決行しました。




ルールは、それをつくった人に有利に働き、

ルールに従わない人は、排除されました。




私は、今、世の中で起こる事の全てを省察したとき、

その出来事の儚さを感じます。



世の中には、お金と言う道具があります。

【お金と言う道具】を精密に言うと、信用引換券でしょうか。

あの紙きれに、信用が成り立つからこそ、相応の価値と交換することができます。



ひとたび、信用が無くなれば、紙きれです。


誰が、その信用を保証してくれるのですか?

日本銀行券と書いてある券を、私たちはお金と呼んでいます。

日本銀行券の信用は誰が保証してくれるのですか?


その仕組みをつくった人が、全てを保証するのですか?


お金がたくさんあれば、人の心も買えるのですか?

お金があれば、安心なのでしょうか…。



その券の事で、皆さんは、悩んだことはありますか?

感情を奪われたことはありますか?


もしも、お金という道具に頼らない、豊かな生活があるとしたら、

どんな世の中だと思いますか?

お互いの豊かさを分かち合う世の中を想像しませんか?

必要以上のものを、他に求めず、

自分に今、与えられているものの素晴らしさを知ること。


お互いの素晴らしさを語り合う世の中に  


なりますように。



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