2011年08月07日
学ぶ。
利を人に譲りて、害を己れに受くるは、是れ譲なり。
美を人に推して、醜を己れに取るは、是れ謙なり。
謙の反を驕と為し、譲の反を争と為す。
驕争は是れ身を亡ぼすの始なり。戒めざる可けんや。
言志四録 佐藤一斎
私は、この国に生まれて、
多くの偉人が書き残したたくさんの言葉に、大変感銘を受けています。
当時の日本人が、一所懸命に学び得た事は、
日本国内だけでなく、
東洋、西洋と、そのジャンルを問わず、
様々な考え方を取り入れられたと察しております。
日本人だからこそ、世界が幅広く捉えられ、
他国の素晴らしい文化を学ぶ機会に恵まれ、
様々なものから学び得る勤勉さが、現在の私たちが享受している豊かさを生み出したのではないかと考えております。
日本は、和の国です。
佳いも、悪いも、西洋も東洋も、相反するものの尊さを学び、
調和を重んじる民族であると思います。
それは、アメリカという国が、人と、人が自由に行き交うユナイテッド(融合)の国に対して、
心と心が調和し、お互いの想いを受け入れる融合の国、
和の国という違いでしょうか....
融合し、調和が生まれるところに、必ず、豊かさがあります。
今、そのバランスが崩れようとしているとしたら、
そこに調和しない何かがあるからだと思います。
私たちは、今、大変重要な選択を、他人に任せているように感じます。
政治やマスコミの力は、大変強大ですが、
そうしたものに流される事なく、
大人として、一個人として、自分自身の一つの意見、思路(考えの道筋)を持つべきではないかと考えています。
私は、今まで、知らなかった事が、山ほどあり、
わからないままにしている事が多大に多かったのですが、
近い将来、家族を持ち、男として、父親として、
子供や妻、家族や友人に、今、起きている事や、何かが起こったとき、その道筋が( 分からない。 )とするのではなく、
今、このような時代であり、今、このような情勢であるからこそ、
今を、どのように生きて、
今を、どう選択するかを、しっかりと、決定し、模範の人となれるように準備を進めたいと考えています。
この命は、ありがたく、いただいた命です。
この命を、いつかお返しするときがくると思います。否、必ずきます。
そのときまで、自分自身の中に、思考の道筋を持ち、自分自身に頼れる自分にいち早く成りたいと思います、
人の喜びを自分自身の喜びとし、
自分の行動や言動のすべてが人様のためになるような理想の自分に成りたいと思います。
いつもありがとうございます。
感謝
命も要らず 名も要らず 官位も 金もいらぬ人は 始末に困るものなり。
この始末に困るも人ならでは こんなんを共にして国家の大業は成し得られない
西郷隆盛
Posted by ケースケ at 03:41│Comments(0)
│あかるいひとりごと