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2012年07月28日

カブキもの。


こんばんは。

いつもモノラルブログを拝見頂きまして、ありがとうございます!

インターネットや、コンピューター、通信や、交通の発達において、

様々な交流が増えました。

そして、かつては、人を通して行っていた作業が、ロボットに代わり

計算は、コンピューターの方が正確なので、人の能力が、それほど求められなくなりました。

インターネットでは、Facebook、mixi Twitter ソーシャルワーキングサイト間での交流、

時代は、確実に変わりつつあるのです。


もう一度、強調したいですね・・・


時代は、確実に変わりつつあるのです。


そんな、時代の変化、分岐点である今、現代において、

様々なスタンダードが、この激動の変化に対応して行かなくてはならない訳です。

時代の変化に、マッチしないような様々な出来事や

教育をはじめ

政治や、法律のありかた、電力のことや、日本国内、国際社会においての立場や、

地域のありかた、家族のありかた、

身近なことから、大きな枠組みまで、様々な変化が求められて行きます。


極端に、変化することを、誰も望まないと思いますし、

それは、すべきではないと思います。


では、

どうしたら

多くの人は、この大きな変化に順応し、進化して行くのでしょうか??



そんな、お話をしていたとき、

お客様と、歌舞伎俳優の中村勘三郎さんのお話をする機会がありました。

皆様は、かぶきもの という言葉をご存知ですか??

調べてみますとこんな表記が

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/01/07 07:11 UTC 版)
かぶき者(かぶきもの。傾奇者・歌舞伎者とも表記)は、戦国時代末期から江戸時代初期にかけての社会風潮。
特に慶長から寛永年間(1596年~1643年)にかけて、江戸や京都などの都市部で流行した。
異風を好み、派手な身なりをして、常識を逸脱した行動に走る者たちのこと。
茶道や和歌などを好む者を数寄者と呼ぶが、数寄者よりさらに数寄に傾いた者と言う意味である。


要するに、時代のなかで異端児といますか…

我々が知っている歌舞伎も、元々は、能や、能楽から変化したもので、

当時、異端児だったカブキものという意味のカブキから→歌舞伎という意味だと思います。

歌舞伎という名称の由来は、「傾く」(かたむく)の古語にあたる「傾く」(かぶく)の連用形を名詞化した「かぶき」だといわれている[2]。戦国時代の終わり頃から江戸時代の初頭にかけて京や江戸で流行した、派手な衣装や一風変った異形を好んだり、常軌を逸脱した行動に走ることを指した語で、特にそうした者たちのことを「かぶき者」とも言った[3]。
そうした「かぶき者」の斬新な動きや派手な装いを取り入れた独特な「かぶき踊り」で、慶長年間(1596年 - 1615年)に京・江戸で一世を風靡したのが出雲阿国である。慶長8年(1603年)京都で始めたと言われる[4]。その後阿国を模倣したさまざまな踊りが世に出たが、その多くが「かぶき踊り」の範疇で受け取られた。これが今日に連なる伝統芸能「かぶき」の語源となっている。



その歌舞伎役者でもあります、中村勘三郎さんのお話。


それは、どういうお話かというと、

【 型やぶり 】 と、言う言葉と、【 型無し 】という言葉  は、全く意味が違うというお話でした。


【 型 】かた  というのは、古くから伝えられて来た。基本的というか、既に先人が磨き上げた知恵や、

そのカタチのことをさす訳です。

型というものが先にあって、それを、修得したものが、その型というものにヒントを得て型を変化させ、進化させたものが

【 型破り 】かたやぶり であるということ。

そして、

【 型無し 】というのは、先人の知恵もなく、型というものを修得している訳ではなく、

型を持っていないまったく違ったものであること。


この、二つには、見た目には、どちらも異端児のように、分かりづらいですが、決定的な違いがあるのですね。

中村勘三郎さんは、スーパー歌舞伎をはじめたころに、歌舞伎界から、批判されたり、

異端児あつかいされた訳ですが、

決して【型無し】で、突拍子のないパフォーマンスとして、ワイヤーアクションや、

ニューヨークでの英語でのパフォーマンスをしたわけではなく、

型があってこその、 型やぶりの 変化と進化とをさせた【スーパー歌舞伎】という現代にマッチしたパフォーマンスを生み出した訳ですね。


それこそ、時代に縛られることなく、時代を変化させ、進化させ、向上させる方法のヒントを得られるようなお話ですね。



話しを、元に戻すと、

 一、型をまず身につけることの大事さ。


先人の知恵や、基礎的なことをクリアーすることですね。

一人前になることでしょうか。

それは、人としてのあり方や、礼儀、マナー、教育されていることなどをさすのでしょうか。

反対に、型がないということを、

めちゃくちゃで、基礎能力がなく、礼儀がなく、誰からも学んでいない、型をもっていない人のことを指すとしたら、



時代のターニングポイントに、大切なことが、見えてきますよね。


新しい時代は、型を破ることの先にあります。

【型破り】

できるように、しっかりと、人としてのあり方という意味の 型 を身に付け、礼儀や、様々な場面で出会う人生の師匠から型を学び、

新しい時代にむけて、型破りの方法で、変化し、進化し、向上して行きたいと思います。


みんなで、型破り!しましょうね^^


長くなりましたが、最後までご拝読ありがとうございました。


明日は、地元青島神社の夏祭りです。

【海を渡る祭礼】と言います。

神輿を担がせていただきます!!

カブキもの。



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