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2012年11月22日

時に之を、儒学より学ぶ。

「一日の計は朝にあり」

「一年の計は春にあり」

「一生の計は少壮の時にあり」

安井息軒


こんにちは。

皆さんは、儒学という学問をご存知でしょうか。

簡単に言えば、
【 人の生きる道とは、それ、なんぞや? 】というようなことが紐解かれているような研究書でしょうか。

孔子の論語、老子、孟子・・・元々の発祥は、中国で、紀元前400年頃から、時代が変化しても、

脈々と受け継がれ、その学問は、大陸だけにとどまらず、日本の文化形成に大きく影響を与えたとされています。


江戸末期、その儒学を幼少の頃から勉強し、日本を代表する儒学者となったのが、

清武町出身の安井息軒です。

安井息軒先生は、【三計塾】という私塾をつくり、多くの塾生を世に排出しました。

日本の近代化に大きく関わる要人を努め、儒官として、活躍されました。

その江戸末期という時代は、多くの偉人が、誕生していますが、

多くの偉人がこの儒学を重んじ、自らの生き方に一本の揺らぎもなく、

強く、清く、逞しく生きておられる様は、現代の私たちだけでなく、

後世までも語り継がれるであろう功績であります。

偉人とまでは行かなくとも、私たちにおいても、

今、まさに、改めて、儒学で語られているような

【 人の生きる道とは、これ、何ぞや? 】という設問に対する答えをしっかりとつかみたいものです。

自らが信じる道を、我が道とし、人生をより、豊かなものにしたいものです。


たった一度きりの人生において、感謝と感激と、感動の毎日を歩んで参りたいですね^^。


今日は、儒学の代表とも言える【 論語 】を 片手に日本の資本主義社会に大きな影響を与えた偉人、


【 渋沢栄一 】の 論語と算盤 を朗読しました。

何度読んでも、大変勉強になります。

もっと、もっと、もっと勉強したいと思いました^^。


【渋沢栄一のプロフィール】

アヘン戦争勃発の年(1840年)に生まれ、幕末から明治・大正・昭和初期の日本の動乱期を駆け抜けた
「日本資本主義の父」と呼ばれる実業家、渋沢栄一。
幕府の随行員として、パリの万国博覧会などヨーロッパ諸国を視察し、いち早くヨーロッパ文明を取り入れ、
日本の近代化にその人生をまっとうしました。

第一国立銀行(第一勧業銀行を経て、現在はみずほ銀行が承継)、東京ガス、東京海上火災保険、王子製紙、
秩父セメント(現・太平洋セメント)、帝国ホテル、帝国劇場、東京証券取引所、サッポロビールなど多種多様の
企業の設立に関わり、関係した会社は約500社、社会事業その他の非営利団体は約600にも及ぶと言われて
います。

実業家として大きな成功をおさめた栄一ですが、つねに「倫理と利益の両立」を掲げ、利益を独占するのではなく、
国全体を豊かにするためにも富を社会に還元することを説き、日本赤十字社の設立などの社会公共事業、
国際交流にも指導的な役割を果たしました。

栄一は幼い頃に学んだ『論語』を心のよりどころとし、大きなこころざしを持っていたのです。

「人のためにつくす。  

 人のためになることは、自分のためになることだ。

 それは、また国のためにもなる。」

このことを、渋沢栄一は自分の生涯をもって語っています。

渋沢栄一の名言・格言

・限りある資産を頼りにするよりも、限りない資本を活用する心掛けが肝要である。
   限りない資本を活用する資格とは何であるか。それは信用である。信用はそれが大きければ大きいほど、大いなる資本を活用することができる。世に立ち、大いに活動せんとする人は、資本を造るよりも、まず信用の厚い人たるべく心掛けなくてはならない。


・得意時代だからとて気を緩さず、失意の時だからとて落胆せず、常操をもって道理を踏み通すように心がけて出ることが肝要である。

・得意時代と失意時代とに拘わらず、常に大事と小事とについての心掛を緻密にせぬと、思わざる過失に陥りやすいことを忘れてはならぬ。

・富を成す根源は何かといえば、仁義道徳、正しい道理の富でなければ、その富は完全に永続することができぬ。

・大なる立志と小さい立志と矛盾するようなことがあってはならぬ。

・人間はいかに円くとも、どこかに角がなければならぬもので、余り円いとかえって転びやすいことになる。

・悪いことの習慣を多く持つものは悪人となり、良いことの習慣を多くつけている人は善人となる。

・人生の行路は様々で、時に善人が悪人に敗けたごとく見えることもあるが、長い間の善悪の差別は確然とつくものである。

・事業には信用が第一である。世間の信用を得るには、世間を信用することだ。個人も同じである。
 自分が相手を疑いながら、自分を信用せよとは虫のいい話だ。

・立志の当初最も慎重に意を用うるの必要がある、その工夫としてはまず自己の頭脳を冷静にし、
 しかる後自分の長所とするところ、短所とするところを精細に比較考察し、その最も長ずる所に向かって志を定めるがよい、
 またそれと同時に、自分の境遇がその志を遂ぐることを許すや否やを深く考慮することも必要である。

・親から子に対して孝を励めよと強ゆるのは、かえって子を不孝の子たらしむるものである。

・すべて物を励むには競うということが必要であって、競うから励みが生ずるのである。

・個人の富はすなわち国家の富である。

・人を見て万人一様なりとするには一理ある、万人皆同じからずとするのもまた論拠がある。

・ただ順逆を立つる人は、よろしくそのよって来るゆえんを講究し、それが人為的逆境であるか、
 ただしは自然的逆境であるかを区別し、しかる後これに応ずるの策を立てねばならぬ。

・小事も、積んでは大事となる。

・いやしくも正しい道を、あくまで進んで行こうとすれば、絶対に争いを避けることはできぬものである。
 絶対に争いを避けて世の中を渡ろうとすれば、善が悪に勝たれるようなことになり、正義が行われぬようになってしまう。

・大なる欲望をもって利殖を図ることに充分でないものは決して進むべきではない。空論に走り、
 うわべだけを飾る国民は決して真理の発達をなすものではない。

・重役は常に、会社の財産は他人の物である。といふことを深く念頭に置かねばならぬ。
 総て重役が其の地位を保ち其の職責を尽しているのは、必ず多数株主の希望に依るものであるから、
 若し多数人の信任が無くなった際は、何時でも其の職を去るのが当然のことである。

・老人が懸念する程に元気を持つて、居らねばならぬ筈であるのに、今の青年は却て余等老人から
 「もつと元気を持て」と反対な警告を与へねばならぬ様になつて居る。危険と思はれる位と謂うても、
 余は敢えて乱暴なる行為や、投機的事業をやれと進めるものではない。堅実なる事業に就て何処までも大胆に、
 剛健にやれといふのである。

・一個人のみ大富豪になっても社会の多数がために貧困に陥るような事業であったならばどんなものであろうか。
 いかにその人が富みを積んでもその幸福は継続されないではないか。故に国家多数の富を致す方法でなければいかぬというのである。

・『智』、『情』、『意』の三者が権衡を保ち、平等に発達したものが完全の常識だと考える。

・有望な仕事があるが資本がなくて困るという人がいる。だが、これは愚痴でしかない。
 その仕事が真に有望で、且つ、その人が真に信用ある人なら資本ができぬはずがない。
 愚痴をこぼすような人は、よしんば資本があっても大いに為す人物ではない。

・交際の奥の手は至誠である。

・私は、実業家の中に名をつらねながら、大金持ちになるのは悪いと考えている。
 人情としては誰でも他人より多く蓄積したいと苦心するのが普通であるが、この多いということには際限がない。
 極端に考えて、もし一国の財産をことごとく一人の所有物としたら、どういう結果をきたすであろう。
 これこそ国家の最大不祥事ではあるまいか。このように際限のない欲望に向かって欲をたくましくする者が続出するよりも、
 むしろ知識ある、よく働く人を多く出して国家の利益を計るほうが万全の策であると思う。
 一人が巨額の財産を築いてもそれが社会万民の利益となるわけでもないし、ようするに無意義なことになってしまう。
 無意義なことに貴重な人間の一生を捧げるというのはばかばかしいかぎりで、
 人間と生まれた以上はもう少し有意義に人生を過ごすべきであろう。実業家として立とうとするならば、
 自分の学術知識を活用し、主義に忠実に働いて一生を過ごせば、そのほうがはるかに価値のある人生である。


・多く聞き、多く見て、その中より最も善きものを選び、これに従うて行作せねばならぬのは中人の常なり。
 されどあまり見聞のみを博くしても、その人に取捨の見識がなければ、選択の見当がつかなくなって迷うようになるものだ。

・論語と算盤とは一致しなければならない。

・信用は実に資本であって商売繁盛の根底である。

・わずかも道徳と経済と相離るべからざるもの。

・すでに決心した。自分は計画を実行しうる健康を持っているのだ。

・お金は働いて溜まる滓(カス)

・理にかない調和がとれていればひとりでにうまくいく。

・私は人を使うときには、知恵の多い人より人情に厚い人を選んで採用している。

・人を選ぶとき、家族を大切にしている人は間違いない。

・仁者に敵なし。

・一人ひとりに天の使命があり、その天命を楽しんで生きることが、処世上の第一要件である。

・夢なき者は理想なし  理想なき者は信念なし  信念なき者は計画なし  計画なき者は実行なし  実行なき者は成果なし
  成果なき者は幸福なし  ゆえに幸福を求むる者は夢なかるべからず。



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時に之を、儒学より学ぶ。
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